Saleae社のロジックアナライザソフトだが、
「海賊版ハードウェアには使用禁止」と明記されています。
http://www.saleae.com/counterfeit/
これは、弊社で販売していた24MHzの8チャンネルのUSBロジックアナライザにも
Saleae社のロジックアナライザソフトを使用出来ないことになります。
Saleae社のアナウンスによると将来的には
「海賊版ハードウェアでは使えないような対策を施す」とあります。
Saleae社のロジックアナライザソフトに替わるソフトですが
オープンソースロジックアナライザーソフト sigrokプロジェクトがオープンソースの「logic analyzers」用のソフトを配布していますので
現状ではこのソフトを使うのが手っ取り早いかと思われます。
プロトコルアナサイザーとしての機能はテストしていませんが
ロジックアナライザとしては動作するのを確認しました。
以下、ソフトのダウンロードからインストールまでの簡単な解説です。
1.ソフトウェアーダウンロード
http://sigrok.org/wiki/
ページの左側のメニューの 「Downloads」 をクリック
http://sigrok.org/wiki/Downloads
画面中央付近の「pulseview-NIGHTLY-installer.exe」をクリックするとダウンロードが始まります。
また、「Windows」をクリックすると次の画面に推移します。
http://sigrok.org/wiki/Windows#Windows_installers
Windows installersの少し下の
「pulseview-NIGHTLY-installer.exe」をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードした「pulseview-NIGHTLY-installer.exe」を実行すると
インストールが始まります。
何も考えずに「NEXT」を押します。
以下のように画面が推移してインストールが終了します。
2.プログラムの起動と動作確認
プログラムインストールが終了すると、
インストールしたフォルダーの中が以下のようになっているはずです。
「pulseview.exe」が実行プログラムです。
ショートカットをディスクトップに作成すると
次のアイコンがディスクトップに現れます。
プログラムを起動すると以下の画面になります。
この時点ではまだロジックアナライザーを接続していないので
Connect to Device… のところに 「Demo device」しか表示されません。
一度プログラムを終了して、ロジックアナライザーを接続して
サイドプログラムを起動すると
今度は Connect to Device… のところに 「Saleae Logic」が表示されるので
こちらを選択します。
画面が 以下のような デジタルのみの 8ch表示になります。
ここで「Run」ボタンを押すとデータの取り込みを始めます。